ココロハナコトバ

ただ言葉や自分の声を連ねていきます。意味がない文字の羅列です。

リップ

そっと口につける

紅をさす

赤く艶めくアタシになる

しっかりと塗るわけでなく

あくまでそっと

唇から離れた瞬間

世界が華やいだように見えた

少しでも

綺麗になりたくて

ムズカシイ理論なんか知らない

ただ赤く赤く

美しく艶めく

あの日見た女性には今でも程遠い

私は大人になれるだろうか

愛されることができるだろうか

愛することができるだろうか