区切り
もういいだろう
とか
明日からやろう
とか
やめよう、はじめよう
とか
自分でルールを決めたのに
約束を守れない僕がいる
自分で決めて
綱渡りしてるボク
ホントは石橋を叩いて渡りきっているはずなのに
ゴルフボール
止まったままの球体へ
僕のエネルギーを伝えてく
ただボールの飛んで行く
その先を見てみたかったんだ
もういいよと僕が呟いて
試合は終わってしまっても
ボールはそのまま止まってる
雨
しとしとと降り続いた雨音は
僕の中のリズムを弱めていく
トントンと刻む音は
あたしの心を走らせる
したたかに
ゆっくりと
ずるく
かしこく
たくましく
ただ生きていこう
はんぶんこ
泣くな
今はもうあとの祭り
崩れる前に気が付いたのに
僕の手のひらは閉じたまま
ひろげようとした
指の間に入った
星屑のかけら
ヨコには君がいて
となりにいたはずの僕は
欠けてしまった月を見上げている
雪
手をのばしたら
手のひらが真っ白になった
見慣れない固まりは
僕の心のを溶かしてく
眼を凝らしても
写真のようには見えなくて
固まりのまま潰されて離れていった
真っ白の世界は見慣れた街を
一瞬だけ別の世界へと連れて行ってくれたの
あの瞬間にしか見られない季節へ
糸
繋ぐことが出来るのか
絡まることが出来るのか
結ぶことが出来るのか
解くことが出来るのか
すべては僕のなかにある
選択することで次のステップへスタート
もう一度やり直せるのなら
同じ過ちは繰り返さないと
ココロに決めたハズなのに
また同じ画面のなかに僕はいた