ココロハナコトバ

ただ言葉や自分の声を連ねていきます。意味がない文字の羅列です。

ビー玉

キラキラと

光にかざした

輝きを

見つめるあなたの横顔が

ゆらゆらゆれる

蜃気楼。

陽炎の中で

あなたが笑っていたのは

夏のまぼろしかしら

走り出すことも出来ない

今のわたしを

あなたはまだ信じてくれますか

届かない場所だと知ってしまって

今はまだ立ち上がることも出来ない

 

ペテン

嘘と本当の境目にはなにがあるの

誰かが言ったうそは

僕にとっては真実で

僕がついた嘘は

あなたを幸せにできるのかしら

ウソは嘘でしかないの?

本当のことだけが正解なの?

僕はただ前を向いて進んで行きたいだけなの。

それすらも許されない世界で

ペテン師達は

今日もウソをつきつづける

そこにしかない真実のために

道化師達も

人を笑わせつづける

こんな世界だから

 

 

風邪

少しいつもと違うの

考えがゆっくりになる

言葉が産まれる時間も

少々お待ちください

たいした言葉が降りてこなくても

あなたの側にボクハイタ

完全に思考が停止するまでの

今このときを

キチンとあなたに向き合いたい

よどみ点

そこに立っているだけで

僕はゼロになる

誰からも見られずに

見つかることもない

僕の回りには幾重もの光の流線が

交わって空っぽになっていく

吸収したものが

ほら、ゼロになった。

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放ったらどうなるのだろう

一瞬だけ考える

刹那

でもその時間は

コンマ何秒の世界で

自分のために

手を離した

結果も、その描いた放物線も確かめない

待っていたら

ボクハモウソコニハイナイカラ

 

 

跳べ

ヒカリに向かい

跳べ

あのアオゾラの先へ

跳べ

クモの向こう側へ

跳べ

君を待ってる人がいる

君が目指したその先にしか

みえない景色はきっとある