ココロハナコトバ

ただ言葉や自分の声を連ねていきます。意味がない文字の羅列です。

背中

必ずとか

絶対とか

そんな言葉が

苦手だ

 

必ずの反対になってしまったら

絶対が叶わなかったら

断言ができる場面なんて

そんな多くとないと思う

 

言い切ってしまうと

それ以外の可能性が消えてしまう

消えてしまった未来は

もうみることができないのかな

 

だれも知ることのなかった未来は

どこに消えてしまったのだろうか

曖昧なことは

曖昧なまま

そのままにしておくと

腐ってしまうかもしれない

 

動けない僕の背中を押してくれる君は

もうここにはいない

絶対大丈夫と 君にだけは言ってもらいたかった

 

新しい人は

言い切ることはないよ

優しいだけで

背中は押してくれない

いつも僕を包んでくれる

 

このまま僕は腐っていくのかもしれない

 

もう今日が終わる

雨音が

円心状に広がっていく

もうすぐ梅雨がくるのだろうな