ココロハナコトバ

ただ言葉や自分の声を連ねていきます。意味がない文字の羅列です。

むかむか

気持ちが悪い 自分の気持ちが消化しきれなくて なんて、 カッコいいことを書いた気になったけど、 さっきたべたよくご飯の食べ過ぎじゃないか ただのご飯の食べ過ぎ 大好きなんだよね 豆ご飯 ついお代わりしちゃって おかずも美味しくて だから、むかむか い…

つばさ

なぜ人は飛べないのだろうか なぜ鳥は飛べるのだろうか 人間と猿の遺伝子的な違いはちょっとだけらしい じゃあぼくも飛べるのかな 飛びたいわけじゃなくて どこかへ行きたいわけでもない ただ閉塞感が僕を押しつぶす もう少しで僕は消えてなくってしまうかも…

のど

なにかの音が漏れている なにを伝えかったの しっかりと頭の中で何度も練習したのに 世界には届かなかった わたしの体の私じゃないところになってしまった その瞬間は 頑張ってよ 動いてよ もやもやの思いも 誰にも伝わらない 痛くて 開けられなかった とて…

痛み

感じていた ピリピリ ヒリヒリ もう少ししたら開放してくれる 冷たい氷があったら うれしい 時間がきたら収まってくれる もう耐えられない キリキリ ザリザリ ザラザラ やめて もういやだ 心当たりがあったことはありますが 時間が経てば忘れてしまいます 誰…

誘惑

美味しいご飯と美味しいお酒があればそれだけで幸せ 強がりでもなくそう思っているよ 夢でもいいからなんて綺麗事 あたしは言わない 太鼓の音が聞こえる 聞いたことがある響き 音に揺られて身体が疼く 知っている人がいないのなら ここからスタートできるか…

帽子

誰かのなにかが飛んできた 目を凝らしても見えないほどのスピードで 風が強く強く吹いていく 僕の眼のまえを通り過ぎる 黄色くて小さくて もう見えないなにか 空高く舞ったきらめきは 誰かの大切なものだったのだろうか もうなくなってしまった 大切ななにか…

晴れの1日

おはようっと 窓を開けて、晴れていればそれだけで幸せ。 それがお休みの日ならもっと幸せ。 そんな風に思えるあたしは幸せ者で 明日も晴れればいいのに 明日の事は分からない。 時々は曇りや雨の日がいい日もある。 それが日常で、繰り返しの毎日。 そんな…

さくら

蕾が膨らんでいた。 気がついたら、あっというまのことだった。 いつになったら咲くのだろうか。 開花予想なんでするぐらい、私たちはあなたのことを考えている。 もう少し。 あと少し。 わたしも膨らんでいく。 少しだけ考えが決まってきたのだろうか。 明…

ホワイト

白く どこまでも白く ただただ白く 世界は一面の光であふれていた 反射したガラスのきらめきに 全然気づかなかった ずっと先まで 光り輝く まっすぐ 見つめるその先 明日もキミに会いたい

行進

歩き出す 足と手がいっしょ動いても 動かないと どんなものでも 動かなくなる 難しいとか考えてる 時間なんていらん ヒトと同じようには進めなくても つねに前だけしか見えないように ちいさいひとのこころにしたがって じぶんのリズムでリアルな行進を

未確定

何千年かかって解き明かされた 法則や定理を 説明する黒板 記号や数字が歩きだす きれいに並んで行進し始めても となりで寝ている あなたの事さえ 感じられない リアルなわたし どこまでがあなたなの 心はまったく動けない 明日はわからないまま

セリフ

飲み込んだ言葉は もう消えてしまった シャボンの泡が 飛び跳ねても 日付変更線は 越えたまま 朝がまた来る ぼくの中で反芻し続ける言葉は 発酵して熟成するのか 腐敗へ向かうのか まだ台詞にはなっていない

信じたって 変わらない 解答済みのテスト用紙 そのときはウソでも 時間が経てば オセロの色も裏返る みんなが信じてしまえば 真実になって ウソで塗り固められた道が 正義というなの侵略へ 限りなく黒に近いグレーから 白に近いグレーへ

近く

となりにいるから 分かったような 気になって 何年も経った 縮まらないまま 朝を迎える僕等はあと何度 朝寝坊が許されるの ひとつがうまくいくと もう片方のあたしが 同じ場所から 脚を引っ張っている どれだけの時が経っても キミのキモチはいつも対岸の向…

理解

分かってもらいたいと 言葉を尽くし 思いと理論だけが 先走る 混沌としているのは 世界かわたしか 知ってもらいたいと 願うは わがままか 欲望か 心それ以上なにもいらない

手帳

過去も未来への 軌跡も この手の中 だれも残してくれないから あたしは記録したい 知らないまま 生きることは いけないことなの 多くを知ってるあなたは 偉いのかな 検索ばかりで 知ったような気になって 知識だけ 理論だけ 理想だけ それよりあたしは今日と…

一歩前

辿り着けない あと少し ゴールが見えてから こうなったらいいなって 思いだしたら そこからまったく進まない 理想をもてるほど 近づいているはずなのに つい逃げ出したくなってしまう そこから 一歩前へ なんとか踏み出せる あたしでありたい

ツール

つかわれるのか つかいこなすのか 堂々巡りに終わりはないの 誰かがいった ネコの様に生きていきたい 来世の願いも飽和気味 ほら繰り返す 今世の諸行

トビラ

気付いたら僕の眼の前に 大きな扉があった 開かないのだろうか 頑丈な 重厚な作りだ 彼女は僕のとなりで ハンマーを振り下ろしていた コレは夢 それともゲーム 電子音が聴こえると同時に 粉々に崩れていくのは 僕の世界か向こうの世界か

ゆるぎない

どっしりと おおらかで まあるく にこやかに ただその場に 居続けることが どれほど難しいことなのか 歳を重ねるほど 困難になっていく 自分自身が あせって ぴりぴりして とげとげしく 気難しくしているから やってこないのに 反対のことばかりしてしまう …

端々

直接なにかされた訳でも ひどいことをされた訳でも ない なにも変わらないかもしれない 彼等が正しいのかもしれない それすら霧の向こうがわ 近づいてはいけない 本能がいった 陽気な親しげな顔のまま 善意のかたまりのような態度なのに どこかが歪んでいる …

手当て

あなたがかざしてくれた 手のひらで 泣けなかった僕は やっと息を吐くことができた 泣き方を忘れた子どもに 僕はなにができるのか 窒息してしまう前に 息を吐くことすらくるしい世界で あの子の泣き場所に ボクハナリタイ

豆まき

鬼は外福は内 飛び跳ね笑顔の子どもには 祓う厄などありはせぬ 今は遠くの想い出も 今日のこの日は近くなる 幼い頃の記憶の先は 日々のコトバにかき消され 特別だった今日が終わる

ハレノヒ

いつか思い描いてた このときを貴方へ 繫ぐことができて ただただ嬉しい 喜びも悲しみも 一歩踏み出せないとはじまらない 完璧になろうと 失敗を怖れても なんにも変わらない そんなニンゲンにハレノヒはこない

吐息

いつもギリギリのところにいたくて 正解と不正確の真ん中 不確実で 不安定なまま 夜を迎えたい 真実なんて幻想で 僕等はいつも夢のなか 粒子に分解する前に 星の吐息でため息をつく

滲む

悲しみに蓋をしたはずなのに 滲み出してきた 僕が必死で見ないフリをしたことを キミは知っていたの 見たくなかったんじゃない 怖くて恐ろしくて 目をそらすことでしか 僕がタモテナカッタンダ

ゆれる

ゆらゆらと 言葉がつづいて あたしのなかを流れていく 鼓動が空気と触れ合い 音を響かせる おはよう こんにちは こんばんは ほら今日がはじまるよ

ビン

冷たい言葉がつまってる 海へと微笑み続けても キミは彼方に消えていく 陽炎の先に答えはない 空気になった人魚姫 クルクル まわる仲間達 明日になれば 忘れてしまう 誰も知らない さざなみのおと

ファイル

綴って 綴じて 分類し 次の機会に活かそうと 準備をしている わたしの手 眼の前のものに 集中しなきゃ いけないの 答えは出ないままなのに 次の機会はもうこない

本音

言おうと思っても 言えないことは たくさんあって 言葉として世界に出たら それがリアル 僕の想いは 飛んでいく 遠くに 彼方に 消えていく